ペナンへ行ってから1週間以上経って記憶も薄れてきたけど記録。
ペナンブリッジを渡り、島が見えてきた。
現在、半島と島を結ぶ橋はこのひとつだけどもうひとつ橋を建設するのだという。半島側には大きな港がありコンテナ船が停泊している。大きなクレーンもいくつも見える。工場もたくさん。
島側も埋め立てをずいぶんしてるようで、そのうち島は消滅するんじゃないかと感じたり。。。ということで、ペナンはあんまり海はきれいではないよう。そうれでも、千葉の海に比べりゃきれいなんだろうけども。
まず、島内に着いて昼ごはん。
Nasi Padangを食べました。Nasi Padangとはインドネシアからのエコノミーライスみたいなもの。マレーのエコノミーライスはNasi Kandar。
違いはというと、うーん、Nasi Padangのほうがもうちょっとマイルドな味で野菜も多いことかな。
ここのお店はとっても人気があるみたい。旦那さんも10数年ぶりに来たけど、変わらずにおいしかったって。わたし自身もとってもおいしいと感じたよ。特に魚がね。
マレーの料理は日本のように生の魚はないけど魚の料理はよくある。たいていが揚げ物だけど。
相変わらずなぞの料金設定だけど一応値段表が掲げられてた。
でも、見てわかるとおりにそれ以上に料理があるんだよね。食べるときはお財布の中身は気にしないようにしよう!ってことかな。気にしなくても安心して食べられる値段なんだろうね。
International Hotel
92, Jalan Transfer
ペナンに来たので観光もってことで、Kek Lok Si Temple(極楽寺)へ。
山の中腹に12haにわたって20年間かけて建造された寺。建造にはビルマ、中国、タイから職人が連れてこられたんだそうだ。
小さく白いパゴダとその左側に巨大な構造が見える。
近く見るとこんなもの。
観音像のための巨大な構造物。建設中で募金を募っていた。
ここへたどり着くまでにはリフトみたいのに乗るんだけど、その行きすがらにみやげ物の多いことといったらない!英語のガイドブックには「ここは半分がショッピングセンターになっちゃってる」なんて書かれてた。売れてるようには見えなかったけど、きっとチャイニーズニューイヤーの時はすごいんだろうね。
寺自体は中国色の強い東南アジアの寺。
鮮やかな色彩で彩られていて、造形もちょっと間が抜けたような。青空を背景に見てるせいかしらね。
日本の寺のしっとりした雰囲気はなし。明るさ満点、極楽寺。極楽だもんねー。
タイの寺のことを思い出せないんだけど、この寺はタイルが多く使用されていた。
極楽はその中に入るよりも、遠くから眺めるほうがいいのかも。人も極楽にあこがれてる時が幸せなのかもしれない。
分身。
眺めはまさに絶景。こんなとこも極楽なんでしょう。
なんだか十二支の石像が。虎と。
ここから海のほうが見渡せるのだけど、そんなことよりも、首だけにょっきりと屋根につけちゃうセンスが気になる。
夜はこんな屋台村のようなとこでいくつか食べてみました。
が。。。ペナンはそれこそ食天国的に言われてるけど、何ひとつ特別おいしいわけじゃなかった。
ここもけっこうにぎわってたんだけどね。
KLに帰ってきてからおにいちゃんの奥さんにこのことを話したら、「ペナンはいろいろ食べるものあるけど、どこ行ってどれ食べる、ってちゃんと知ってないとだめなの」とのこと。道を歩けばおいしいものに当たるようなとこじゃなかったわけです。あぁ、かんちがい。
ペナンのジョージタウンはマラッカと同じように世界遺産に指定されている。美しいコロニアル建築が残っていて、きれいなタイルも多く見ることができる。
だけど、町全体は思っていたより都会じゃなかった。
ペナンというと、マレーシアの億万長者がごっそりいるようなとこでショッピングモールなんかもどこか違うのかと思いきや、普通。ペナンのKLCC的な存在として建設されたKOMTARというとこもだいぶ怪しい雰囲気だった。
旦那さんの話ではペナンは今まであんまりお金を使ってこなかったんだとか。だから、あんまり新しいものはないみたい。チャイニーズ系が多くを占めるここでは、やっぱり財布の紐がかたいよう。それでも、最近は世界遺産になったことも大きいのか新たな建物の建設などに大きなお金を投資しているらしい。
それから気に付いたのは、メイドと出歩いている家族をあまり見かけなかったこと。KLだと外に出かける時もメイドを連れている人多く見るんだけどな。なんかそういうのもタイトってことなのかな?と思っちゃったり。もしくは、おじいさんおばあさんも多かったから、核家族というよりも今も大家族な生活をしてるから子どもの世話してくれたり?
もうひとつは、KLに比べるとProton、Perodua車が少ない。億万長者も多いのだろうけど中流も多いんだろう。
なんだろうね、これ?山車でも入っていそうな。
もうひとつ観光。The Cheong Fatt Tze Mansionというとこ。
中国からインドネシアに渡り、一代で財を築いた人の邸宅だったところ。ペナン以外にもインドネシア、フィリピン、香港、中国などたくさんの家を持ちそこにそれぞれ奥さんがいたんだそうだ。
現在、邸宅はホテルにもなっていて中を見学するためにはガイドツアーに参加する。このガイドツアーがとってもおもしろい。建築を中心に進められるツアーなんだけど、建築自体が風水に基づいていてそれを聞いていると、多かれ少なかれどこの中国人の家にも風水が関係してるのが想像できる。
というようなペナン。
海でのんびりするならやっぱり東側だなぁ。
それから、こういうところは街歩きしてこそだと思うんだけど、何しろ暑いのでね。車で行ってしまうと寄り道が少なくなってしまう。
帰り道も大きな雲が山を越えて向かってきた。
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2010年4月9日金曜日
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