日本滞在中のこと。
翌日はYOCO旦那さん休日のとこ、郊外に連れて行ってもらいました。
まずはまぐろの解体を見学。普通なら他のおきゃくさんたちのように並んで買うっていうのが目的なはずだけど、わたしたちはただただ人垣にまみれて解体を見学。見てる分にはまぐろっておいしそうなんだけどな。個人的には食べ物としてはそそられない一品。トロ、大トロは特に???
この日のまぐろは和歌山県からやってきました。
まぐろ解体のお店があった地域は立田というところで、蓮の畑の広がる場所。ちょうど蓮の花が見ごろを迎えていてほんとに美しかった。早朝や夕暮れ時なんかもっといいんだろうな。
道の駅もあって、お盆も近かったせいか蓮の花が売られていた。お店の人の話によればつぼみのまま切花にされた蓮はもう咲かないんだという。ほんとかな?
花だけでなく蓮の実も切花のように売られていた。先が少し心配だったけど、TMちゃんへのおみやげに購入。東京に帰った日にTMちゃんに渡すことができてよかったな。彼女の最初の一言は「完璧に夏休みの小学生だね」でした。ノースリーブ、短パン、リュック、蓮の実の束を手に彼女にホームで会ったわたし。現実には田舎と呼べるとこはないけど、夏休みの田舎帰りの小学生はこんな感じなんでしょう。
道の駅を後にして、「多度大社っていうのがあるよ」という旦那さんの提案で行ってみる。
提燈祭りが開催される時期とあって、たくさんの提燈が風に揺らめいていた。奉納された提燈たちには人々の名前が書かれている。これ、ひとつずつ手で書いてるんだよね。
ここには御神馬もいて、にんじんもらえるのを待っている。届きそうで届かないところに輪切りにんじんが皿に盛られていて、参拝者がお金を入れてにんじんを与える。その様子は御神馬なのになんか不憫。ちょっぴり薄毛な感じも不憫。ストレスですか。。。
ここには神社へ上がる階段脇に急な斜面がつくられている。なんでも、毎年5月に一年の収穫を占う御神事があるそう。その御神事とは、馬がここを駆け上がるんだと。無事昇りきれたら豊作。とかだったかな。この馬がその大役を担ってるのかは不明。
奥へ進んでいくと提燈も赤から白へと変わっていく。そこから世界が変わっている印なんだろう。
ちょっと怖い感じもする。延々と吊るされた提燈には人々の名前。身を捧げてるかのようだ。
次は、くすり博物館へ。
ここおもしろかったな~。あんまりアクセスのよいとこではないけど。入場は無料で、入り口でアメをくれる。
薬草の話。薬のつくりかた。薬つくる道具。などなど。
中でも、絵馬のデザインが秀逸!今もこんなのあるのかしら?
よく乳がでますように~
ごはんをもりもり食べられますように~
太い足はいりません~、ではなくて、色白になりますように~
婦人病良くなりますように~
この他にもユニークな絵馬がたくさん。医学の発達が乏しかった時代はこんな風に祈ることが第一だったんだね。
そういえば、多度大社では絵馬に「うま(馬)くいく」ってことで、馬の絵が描いてあった。マレーシアでも馬の絵というのは人気があるようなんだけど(そしてたいてい8頭描かれている)、成功する意味があるのかな?馬というのは昔から高価なものだっただろうし、世界各地で同じような意味や願いの象徴になっているのかもしれない。
そんなこんなで、夏の名古屋は終了。
一番振り回されたのは生後半年のYOCOの娘だったかもしれない。おつきあいどうもありがとうね。
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2010年11月2日火曜日
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