もう、いまさら感がたっぷりだけど、9月日本滞在中のこと。
妹と東京駅で待ち合わせて一緒に京都。
なぜ新幹線のシートはあんなに広いのかと思う。
土地が狭く、人口密度の高い国の人間の欲求を満たすためかしら?快適~
なんでも、今回は「京都に鍋を食べに行こう」と妹が誘ってくれたので行ってみた。
数年前に仕事で京都に行った時に食べた、晦庵 河道屋というところに行った。
タクシーで行ったんだけど、ドライバーさんは「え~、そのお店、悪くはないけどちょっとね。。。権太呂のがいいよ。」と言ってくれたけども。
ずいぶん質素な佇まいの店で静か。
芳香炉という鍋を食べた。
すだちで食べるのがとってもさわやか。
わたしは音楽のないお店で食べ物を食べるのが好きだな。
マレーシアでもスチームボートという名の鍋なんかがある。最近は鍋の店も増えてきている。
まぁ、暑いところで食べる鍋もおいしいんだけど、たいていは出汁というかスープが濃い味のものが多くて、結局は鍋というよりも煮込んだ何かみたいになってしまうように思う。
日本で食べるような鍋が野菜や肉や魚介なんかを入れてシンプルな出汁で食べてもおいしいのは、材料自体がとてもおいしいからなんだと思う。反対にここで食べるような濃い味の鍋は材料自体にあまり自信がない証拠なんじゃないかな。そして、灰汁を取るという習慣がない。
夕飯には小さな炭火焼きのお店に行った。
お客さんはわたしたちだけで、お店の方とカウンター越しに話をしながらの食事。しばし、話していたら、「わたしの父親は仕事でジョホールにしばらくいたことがあります」と。マレーシアって意外に身近なのね。
メニュー
・枝豆、ぎんなん、原木しいたけ
・鶏昆布〆紫蘇の実、鶏ねぎ塩、鶏胡麻味噌、おひたし
・レバーパテ、パン
・バターカップ、京唐辛子、おくら、南瓜、金時芋、蜜芋、じゃがいも、里芋、そうめん南瓜
・天草大王、尾崎牛
・スープビーフン
・土鍋で炊いたお米
・海苔
これらが炭火焼きで調理されるんだけど、どれもとてもおいしいし、ゆっくりと食べるから食べたものを忘れない。お米と一緒に食べた海苔も箱に入っていて、その箱の中には炭が入っていた(お蕎麦屋さんとかにあるかな?)。
京都ってものづくりの人々がつながりあっているような気がする。
それぞれは小さく個人で食材を作ったり、器を作ったり、店舗をデザインしたり、調理をしたりと専門を生かしていて、役割分担を尊重しているような印象。「全部、ひとりでやってます!」というのじゃないからか、ゆったりとまた深い時間を提供してくれるような。
街を歩けばたくさんの飲食店がある。老舗というのはもちろんだけど、新しいお店もたくさん。その中でもイタリアンレストラン、パン屋が目立ったので、お店の方に質問してみた。
すると、最近はちょうど独立する料理人が多いそうで、その年齢の料理人の多くがイタリアンのシェフなんだそうだ。おそらくそれに伴ってパン屋さんも発展しているのかもね。
いつかは京都でイタリア料理を食べよう。
この日の観光と言えば、上賀茂神社ぐらい。
修学旅行は忙しかったんだなぁ。。。
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2012年2月11日土曜日
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