2011年5月26日木曜日

海だよ!:つづき

早々に寝た翌朝は、ホテルの近所のローカル店に朝ごはんを食べに行ってみた。
いつものようにナシレマを食べたんだけども、海沿いのエリアのためかサンバルにサバが入ってた。
これもまた素朴な味で重くなかった。

東側のローカル食って、クアラルンプールの食べ物に比べてもあっさりしてるのかな?
または、マレーシアのローカル食はもともとこのような感じだったのかもしれない。



ホテルに戻って敷地内を歩いてみる。

こんな形の花があるんだね~。


まったく、何なんだろう?
木になってるときは柿みたいだけど、、、

落ちた実を見てみると、なんかいちじくみたいなんだよね。少し甘いにおいがする。


こういう陰の色合いを見ると東南アジアの映画の色だと思うよね。





今日も海を満喫!!
ビーチの端にはちょっとした岩場があってカニがすばやく動いている。ホテルの人の話では、ある時にはサメなんかも来るそうだ。もちろん人を食べるサメじゃないけどね。


この日も人がまばらな海で浮かんでいると、ほんとに身体がリラックスできる。このホテルにはプールがふたつあるけど、やっぱり海の力には勝てないよね。
さらには、このホテルはスパで有名なよう。値段を見るとそれなりだけど、わたしには海が充分にその力を発揮してくれたように思う。
海に浮かびながらゴーグルで水中を眺めると、水の音と浅い海底の動きが人間の呼吸にとても合っているように感じられるからかなぁ。。。



各々、海を楽しんでちょっとブレイク。
このビーチではホテルの人がお水を運びにやって来る。ごはんもオーダーできるので、サテーを頼んでみました。日本の海水浴場なら、おでんやラーメン、カキ氷、フランクフルトにカレーライス、いろいろあるよね。
リゾートはちょっとおしゃれでした。



また海に入ってちょっと小腹が空いたのでちょっと北へ移動。
ローカル店でおやつ。
小さなカリーパフとクエと紅茶。これまた、やさしい味でおいしかったなぁ。


名残惜しい海にまた戻り、最後のひと浴び。夕方の静かな海を堪能。



この日の夕ごはんはもうひとつのレストランへ。
ここはメニューがないそうで、レストランのおすすめとともに自分の食べたいものをオーダーできる。
全体的にちょっと味が濃い目かな?都会の味という感じ。やっぱり欧米人のお客様も多いせいかと思う。やっぱりリアルローカルフードはどローカルエリアで、ってことでしょう。
それでも、雰囲気は抜群で、海から吹く夜の風の中でごはんを食べることができる。海を背景にしたヤシの木のシルエットと小さなライトが美しい。ロマンチックだと思いますよ~。
おなかが空いてる人(わたしたち)はただモリモリ食べることになるけど。。。


今日もよく泳いだ。
そして、波打ち際に寝そべりながら、姪っ子と日本の友達にハガキを書いた。
姪っ子のためにたくさんの貝殻も拾ったんだ。
心地よく眠る。




翌朝、せっかく東側にいるのだから朝日を見ないとね!
だんなさんはこれよりももっといい写真が撮れていた。





ホテルをチェックアウトして行きとは違う道を通って高速道路の入り口まで。
ドリアンの名がつく場所を通ったけど、ドリアンはなし。
またも、ローカル店で朝食。のんびりしたものだよ。




高速の入り口までの道はひたすらにパームオイルのプランテーションが続く。
中でもFELDAというのが目を引いた。政府により開発され、そのエリアに住む主にマレー系の人々にパームオイルからの現金収入をもたらしているんだそうだ。
途中にはとてもチャーミングな村があったりする。パームヤシの実を満載したトラックが行き交う。



結局、またゲンティンハイランド近くまで戻ってきたところでドリアンを食べた。
えー、これってクアラルンプールより高かったんじゃないかな。チャイニーズの人のとこで食べたからかしら?




無事に家に戻ってきた安心感もあるけれど視界の開けた景色が恋しい。

次回の海はいつになるかなぁ?





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海だよ!

うーん、やっぱり海はいいよ!!

だんなさんが休みを取ったので2泊でマレー半島東側に行ってきました。
ちょうど日本もゴールデンウィークだったかな。



朝9時に出発。
クアラルンプールから高速道路を途中まで使って約4時間半の車の旅。
現在、東側の方は高速道路を作っているようで、完成後はさらにアクセスがよくなるんじゃないかな。
今のところは高速道路を降りるとなかなか信号の多い街中を通らなくてはならなかったりする。日本では信号が多いのは普通だけど、クアラルンプールって意外と信号が少ないから度々止まることに少しガマンが必要だったかな。


クアラルンプールからゲンティンハイランドへ向かう道では緑の山の中を上って行く。いつも見ている南国の植物とは少し違う植物が見えるような気がする。
道すがらでは季節柄、ドリアンを売っている所も見られる。行きはドリアンをガマン。


途中、パハン州(ドリアンで有名な州、広いけどさ)Bentongという町に降りて朝食。
ここの町はチャイニーズ系の人々が多いようで車の関係の店が多かった。でも、山を背景にした町はのんびりした雰囲気でとても静かでおだやかだった。

というわけで、朝ごはんはお粥。ピータンが入ってます。
朝にはちょうどいい感じかな。これから、何を食べるかわからないから軽めでね。
さっぱりおいしかったよ。




車で走っていくと大きな川を渡るところがある。ちょうどその辺りがタマン・ネガラ・ナショナルパークの辺りで広大な自然が広がる。上から眺めるだけでも、「これこそが東南アジアジャングルのイメージ!」というのが感じられる。きっと中はすごいんでしょうね~。



高速道路が終わる地点でちょうどお昼時。
ここKampung Sngai Ularはもう東側と言える地域かな。でも、まだパハン州。
なんかね、とっても魚がおいしかったんだよね。日本のように新鮮な刺身を食べるということはないけれど、丸ごと揚げた魚、野菜をココナッツミルクで煮たもの、揚げたテンペとジャコと玉ねぎを辛く炒めたものはとってもおいしい!なんとも素朴な味でね。





海沿いの道を北へ進んで行くとトレンガヌ州に入る。
道の両側にはカンポンハウスがあるんだけど、海に近いせいか木々も少なく牛やヤギが放し飼いにされている。

この東側にはペトロナスのプラントも多く存在している。その一大地帯はマレーシアではないような雰囲気を感じる。道を挟んでプラントと社宅が続いていく。ちなみに、ここは写真撮ってはいけないんだって。そういうサインがあったよ。



わたしが東側へ行くまでのこのエリアのイメージは「海はきれいだが、とても保守的で厳しい」というものだった。もちろん、高速を降りてからの町の中には政党のフラッグが大きくはためいているところもあったけれど、どうやら町中がガッチガチというわけではなさそうだった。
場所により事実っていうのはあるだろうけど、いつもそこにはわたしと同じように人間が住んでるんだものね。何でも自分で見てみるというのは全然違うんだ。。。もちろん、そこに住むことと訪ねることは違う。

(しかしながら、以前レダン島へ行った時には、ビーチに目を覆いたくなるようなトップレスの欧米人女性がいた。今思うと、いくらリゾートだとはいえ、マレーシアの特にこのエリアではそれは許されることなんだろうか。。。)



そんな風に町を観察しながら通り過ぎていくと、だんだんとリゾート施設の点在する地域にやってくる。

わたしたちが来たのはTanjong Jara Resortというとこ。
言うまでもなく、青い海が待っている!


平日というせいか人もまばらでとても静かなビーチ。
海は遠浅でなかなかキレイ。東側は西側に比べると海がきれいなことで有名。島のリゾートへ行けばさらに透明度が高い。このエリアではシーズンとなれば海がめの産卵を見ることができるんだそう。
だんなさんの記憶によると、このビーチがなんかずいぶんきれいになったんじゃないかとのこと。ほんとにそうだったらうれしいよね!


宿泊施設は敷地内に点在している。
広い敷地内には見たことのない植物や、その昔近海で難破した船から引き揚げた壷なんかがある。


わたしたちは2階建ての建物の上の階に泊まりました。



到着後一息もせずに行った海はすばらしかった!
「我々はこんなにも海に行きたかったんだ!」というほどに大喜びです。

日が翳り、部屋に帰って紅茶を飲んでのんびり。
おなかも空いたし夕ごはん。ホテル周辺にはほぼ何にもないのでホテル内のレストランで。

ビーチ沿いにあるウェスタンレストランではメニューもあるけど、食材を選んで調理方法を指定することもできる。ほとんどが地元産シーフード。
わたしたちはシーバスのソテーにしました。

わたしにとってはとてもおいしい夕ごはんになった。マレーシアでもシンプルな魚料理がおいしいとこがあるよう。
ただ、、、わたしたちが期待していたのは、「海辺で海の幸炭火でバーベキュー」みたいなものだったので、そういうのでなかったのはちょっと残念。そういうのいいと思うんだけどなぁ。
まぁ、おしゃれなレストランなんでしょうね。。。





夜の敷地内はこのように。






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2011年5月21日土曜日

のどかだけどやっぱり暑いんだよね

今、外はものすごいストーム。
家の近くは雷の共鳴がすごい。風も強いからまた木がなぎ倒されたりしてるんじゃないだろうか。わたしの住んでいるコンドミニアムでも、バルコニーに掛けてある簾が外れて植木鉢が落ちたりしている家もある。
自分のバルコニーを見ると、排水溝から水がガボガボしていて「まさか、家の中に水が来ちゃうの?!」というぐらいの雨の量。恐ろしくておかあさんに電話してしまった。「これがマレーシアのストームなのよ~。窓際にタオルでも置いておきなさい。」というアドバイス。
幸い、小鳥も鳴き始めて雨も弱まってきた。






少し前におかあさんとおばさんとおじさんと知り合い(たぶん親戚だけど、つながりが複雑でわからない)の所にあかちゃんを見に行った。

Kuala Pilahという所。
ネグリセンビランにある町で、町の中心部には戦前のショップハウスが今も残っている。中心から離れると、そこはマレーカンポンハウスが点在するのどかなエリア。
このエリアにあるマレーカンポンハウスは今まで見たことのあるものよりも、比較的大きくてよくメンテナンスされているよう。
それぞれの家がとてもカラフルでかわいらしい。車だったので残念ながら写真はとれなかったけど、どれもとっても雰囲気のあるもの。絵本の中のような色合い。
木々の中の道を通ると田んぼなんかも見ることができて、とても絵になる風景。


途中、一軒の家に寄ってみました。


カンポンハウスにホームステイできるというプログラムがある。ほんとに人が住んでいる。

家の中はこんな感じで、ここに泊まって魚釣りに行ったり料理をしたりお祈りを教えてもらったりと、マレー人の暮らしを体験できる。シャワーは溜めてある水を浴びるスタイル。

おそらく、こういったプログラムはマレー人の人々の生活をサポートするものでもあるのか、この家もこのプログラムを始める前と比べると家がとてもきれいになっている。きっと援助があるんだろうと思う。
突然訪ねたわたしたちにも、お茶を出してくれてホームステイについて説明してくれた。こういうホスピタリティというのがマレーシアの良い文化の一面でもあるんだと思う。
ここを去ってから、おかあさんとおばさんは「もしかして、彼(そのお宅のマレー人のおとうさん)はAPIの後ろに日本人のお客さんを期待したかもしれないね。」と。


その後、町の中心部へ行って知り合いのお店へあいさつ。


知り合いのお宅でお昼ご飯。
久しぶりにタールで食べました。

サモサもやっぱり家ごとにちょっと違う。

これこそ「リアルマトンカレー」。ローカルマトン(=ゴート)はとっても柔らかい。「リアル」の理由はこの油のレイヤー。でも、見た目よりもまったく辛くない。

チャパティをちぎってライスと混ぜて、そこにさらにマトンカレーをかけて混ぜて食べる。
おいしかったな~。



帰り道はもひとつ寄り道。

Seri Menantiという所。
ここはネグリセンビランの王様の宮殿があるところで、とてものどかで静かで美しい。王宮までの道はちょっとした山の中だけど、きれいに舗装されている。

100年ほど前に建てられたこの古い宮殿は、4階建てなんだけど釘を一切使っていない木造建築で、一番高いところからの眺めは天守閣からの眺めのよう。現在は博物館として開かれていて、その隣に現在の宮殿がある。フラッグがあがっているときは王様が宮殿にいるという意味。


ネグリセンビランはミナンカバウと呼ばれる人々がやって来て治めてきた歴史がある。
おかあさんの話によれば、ミナンカバウは男性よりも女性の力が強いそうで、財産なんかについても女性のほうが権利が強いのだそう。現在の法律ではどうなっているのかわからないけど、そういう伝統をもつ人々なのだそうだ。
それから、ミナンカバウという名前には「牛」という意味があって、女性の伝統衣装で頭に巻かれている布は牛の角のようになっている。町の中でそういった装束の人を見ることはなかったけれど、建物の屋根はその牛の角の形を模したものになっているのを見ることができる。

Kuala Pilahには戦時中に日本が残した厳しい記憶もあるようだった。




あっ、あかちゃんはかわいかったですよ~。
おばあちゃんは、なんと、46歳。若い!!






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2011年5月11日水曜日

スクールホリデーの過ごし方

はるかに過ぎ去ったイースターのスクールホリデー。
日頃、子供たちの送り迎えをするお父さんお母さんも大変だけど、まとまった休みがくるとどうやって毎日を過ごさせるか計画しなければいけないようでそれも悩ましそう。



わたしは2日間だけ姪っ子のホリデーにお付き合い。

まず、とある1日は工作。
マグネット制作キットを作ってみるはずだったのに予定変更で紙工作に。

バーガーセット!
彼女によれば、「A&Wが大好きなの!」ということです。(ファーストフードですよ、おじょうさん。)
バーガーとともにコーニードッグもついてます。何やら、まだ注文が全部そろっていないようで、トレイの上には番号のカードもあります。
ドリンクはスペシャルなもので、小さなアンブレラといちごがグラスのふちについてます。どこでそんなの覚えたんだろうか?


もうひとつは完成しなかったバタフライ。次回続きだね。


わたしも楽しかったけど彼女も楽しんだようでよかった!
1対1だからどうにでもなるけれど、保育園や幼稚園だったら先生たち大変だろうな。内容を考えて、一人一人に目を配り。。。でも、反対に何人かの子供たちが一緒に工作してたりすれば、影響しあっているところも見ることができるし、何よりたくさんの作品を見ることができるんだよね。

彼女はまだはさみやのりが思い通りには使いこなせないようで少し苦労していた。のりについては、もしかしたらベトベトするのがいやだったのかも。
と言うのも、今はどうかわからないけど、もうちょっと小さい時には彼女は汚い道(バードパーク園内、マスジッドインディアエリアなど)を歩かなかった。以前一緒にバードパークへ行った時は、ものすごい暑さの中ずっと彼女を抱いて歩くという苦行にあった。

世の中きれいな道ばかりじゃないのだよ~。そして、移動手段が車じゃないとこもあるのだよ~。




数日後のとある1日は水族館。
金曜日の中心部はいつも通りに渋滞で到着までに時間がかかった。KLCCのショッピングモールも人出が多くて、結局各々そんなにおいしくないランチを食べることになってしまった。あ~。


ここの水族館はそんなに大きなものではないけれど、スタッフの人々はとても親切丁寧で明るい。キャプションを読むよりも、スタッフの人から話を聞くほうが楽しいしラクだよね。

小さな生き物に触ることのできるコーナーもあり、この時はヒトデとなまこと小さなサメとカブトガニ。
最初は恐れていて触ることができなかったけれど、近くにいた子供が触っているのを見たからか挑戦。しかし、結局は「わたしは貝が一番好きなの!」と。本物よりも画面の中の物のほうがいいのかなぁ?

そのほかにも、かわうそやピラニアにスタッフの人が餌をあげるというものもある。この水族館、ちょうどよい時間で廻れるのがいいかもね。


ちょうどよい時間と言っても、行ったり戻ったりで3時間ぐらいいたと思う。
一緒に行ったわたしは自分のバッグを片手に持ち、彼女のバービーのピンクの小さなリュックを背負い、時には彼女を抱きかかえ、時には床を這うという汗だくの状況だった。(翌日は筋肉痛だよ!)

私たちが水族館にいた間、おかあさんとお義姉さんは開催中だったHOME Decへ。おにいちゃんとお義姉さんの甥っ子はショッピングモールの混雑に疲れジュースを飲みながら休憩していたんだと。


彼女と外で過ごしてみると、小さい子供の動きってちょうちょのようだと思う。次にどちらの方へ行くのかまったく予想ができない。おかげでおばさんは翻弄され目がまわった。

世の中のお父さんお母さんごくろうさま。




帰りも金曜日の大渋滞がすごかった。




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