2010年5月24日月曜日

山の上で昼ごはん

日曜日、家族で山の上にお昼ご飯を食べに行きました。

わたしたちと従兄弟たちがマレーシアに戻ってきて、おじさんやおばさんたちはもっと家族の時間を過ごしたいみたい。一時期は誰もマレーシアにいなかったからなぁ、当たり前か。とは言っても、みんな結構近くに住んでいるんだけども。
みんながマレーシアにいるって言っても家族が集まるのはなかなか大変。
特に、今一番忙しい人は4歳の姪っ子。この日も習い事があって遅れて到着。
わたしとおかあさんの間では「busy woman」と言ってます。



この日は、パハン州にあるJanda Baikという所に。 クアラルンプールからも車で1時間ぐらいの場所。
自然の豊かな地域で、カンポンハウスと呼ばれる高床式の家が点在するのどかな所。途中、水牛なんかもいたりする。

ゲンティンハイランドという高原カジノリゾートが計画中だった頃、この土地がその候補地にもなっていたようで、このエリアはその計画を見込んでロイヤルティの人々やお金持ちの人々が土地を買ったんだそうだ。しかし、結局カジノはゲンティンハイランドに建設されてここはそのまま自然が残ったらしい。
現在では当時土地を買った人々の子供が相続して、このあたりにはリゾート的なヴィラが点在している。
ヨーロッパなんかでも、貴族が相続した城の維持費のためなんかに城リゾートとかをやっているとこもあるけど、ここもそんな感じなのかな?もちろんすべてがそうなわけじゃないだろうけど。


わたしたちが行ったのもそんなロイヤルティの人がやっているヴィラらしい。(おばさんは「経営する女性の顔を見たらなんか違うってわかるわよ」ってさ。)
高速道路を降りて山道を登り、小さな村の中を通ってさらに上っていくと山の上にひとつのバンガローがある。
SaufiVillas


まだ、開業してから1年ほどしか経っていないようで、エントランスのアプローチもきれい。なんか山肌の果樹園の中を通って到着するような感じだったなぁ。


遮るものは何もなくって見晴らし抜群!
太陽はとても暑いんだけど、都心に比べて少しドライな気がした。紫外線は強いが!


室内から外を見ると、逆光で人のシルエットが影絵のようで美しい。


広いバルコニーがあってそこがダイニングエリア。

ライムと梅干のジュース。妙な取り合わせだけどおいしいんだな。
となりの小さな実はドリアン。

昼ごはんはオーセンティックなマレー料理。
でも、今まで食べたことのあるマレー料理とぜんぜん違う。全くオイリーじゃないし、重くない。もともと、マレー料理は野菜やハーブをふんだんに使ったとてもヘルシーな料理だとのこと。現在、肥満等の成人病が増えているのはやはりファーストフードのせいかなぁ。特にマレー人女性は大きいからな。
ハーブがたくさん使われていてとってもおいしい!魚は池で育てている淡水魚。ハーブなんか料理に使うものもすべてヴィラの周りで調達することができるそう。


バルコニーの前には大きなプール。景色が一望。マレーシアで露天風呂はないけど、こういう景色でプールは気持ちいいよね。プールの水は山からの水でちょっと冷たい。
プールの下のほうに魚の池がある。



ヴィラの周りは植物がたくさん。
このピンクの細長い植物も料理に使う。アサムラクサとかに入ってるかな。


初めて見た!ドリアンが木に生っている。まだとても小さいんだけどね。
南国のフルーツの実って、なぜだか思いもよらない唐突な実りかたしてるんだよね。
とても木自体と実が同じ体とは思えないっていうかさ。



すごーく美しい猫がいた。毛並みがとってもシルキー。名前はエルモ。
ポージングもばっちりだね!

山だけあってりっぱなカエルも登場した。



わたしたちは昼ごはんだけだったけど、もちろん宿泊することもできる。
ヴィラ自体RM2,000ぐらいで貸し切ることもできる。
ハイティーもやっていて、わたしたちの後にはマレーの家族連れグループが来ていた。ハイティーと言っても、イングリッシュスタイルではなくてマレースタイル。ナシレマおいしそうだったなぁ。


いっつも不思議に思うんだけど、こういう場所はどうやって見つけてくるんだろうか?
今回はおばさんが以前Janda Baikにきた時に偶然見つけて、その後従姉妹が一度来たっていうことだったんだけど。。。聞いてみれば、このヴィラはウェブサイトもないんだってさ(まだね)。
つくづくマレーシアで情報を得るのが難しいと思うよ。
でもその反面、偶然に発見することが小さな事を大きなラッキーにするのかもしれないなぁ。なんてね。



時間がない人にはなんともイライラすることだけど、マレーシアにはそんな事気にならないくらいのんびりしたペースで暮らしてる人もたくさんいるんだろうね。




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2010年5月18日火曜日

素敵なもの

おかあさんに端切れをもらいに行った日。
いろんなとこをごそごそ掘り出してるとこんなものに出会ったよ。



これはシルバーで作られたキーホルダー(後ろの筒は花瓶なんだけども)。
小さいシルバーでできた玉からシャンシャンと音がする。
玉の中は中空ではないんだけど鈴みたいなものだね。


日本も昔はそうであったように、マレーシアでも家族で同居するのは当たり前だった。旦那さんが小さい頃も、おばあちゃんとおじさんたち家族みんなで一緒に住んでいたという話。
インドでは今もそういうところはけっこうあるのかな?ヒンディーチャンネルはいっつも家族のどろどろドラマばっかりだし。。。

というわけで、このキーホルダーは女性が家の鍵のすべてをつけていつも衣服につけていたものなんだって。通常はその家お母さんが鍵を身につけているんだけど、お母さんが出かけるときなんかはお嫁さんがその役を担い鍵を受け渡されるというみたい。
おかあさんも昔はサリーを着ていて、実際にこのキーホルダーに鍵をつけていつも身につけていたんだって。時が経つにつれて、キーホルダーというよりもアクセサリーのような感覚で使うようになったと。

こういう小さな小物でも、結局は女の人が家に対しては責任を持つんだなっていうのが感じられる。おかあさんも話していたけど、「結婚初めは男の人がボスでいいのよ。だって、そのうち自然に女の人が家のボスになっちゃうんだもの。だから、みんな10年は待たなきゃ。」ってね。ふふふ。なんかおもしろいよね。


今はすっかり使わなくなったキーホルダーをわたしにくれた。
うれしいと思うと同時に「責任もあるのかしら?」なんて気も。。。


家に帰って旦那さんに「これなんだかわかる?」って聞いたら、「うーん、なんか見たことあるな。」だって。
旦那さんの記憶にもうっすらと残っていたもの。
やっぱりストーリー(思い出)のあるものってなんかどこか違う。
そして、ものが多くなかった時代のものほど蓄積されていったものが多いかもしれないなぁ。
デジタルになった時代では、記録できる量も多くなって鮮明さも保てるようになったとしても、ものから時間の経過を肌で感じることまではまだできないのかもしれない。
そのうちそんな感覚でさえ再現できるようになるのかな?



わたしは高校生の時の古文の先生の授業が大好きだったのだけど、それは先生のせいだったのかもしれない。クラスメート達はその先生の授業にあまり興味がなかったようだけど、わたしはその先生の語り方や顔つき(麻呂顔というのか)がいかにも古典的な風情で、すごーく情景が広がった。
先生をものに例えるのも悪いけれど、どんなに古いものでもそのものひとつで、すごく昔の出来事と今の気持ちをつなげることもできるんだろうなと思う。
(※自分の覚書:僧侶、牧師、イマームなども、そういった昔の出来事と今の気持ちをつなげる人なのかな?)


ちょっと、思いをはせてしまったけど、現実的にはこれに似合うバッグをつくりたいな。
そしたらいつも持ち歩くもんね。



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リビングダイニングルームの正しい使い方

バスルーム窓のカーテン作り。


リビングダイニングが何にもないし、旦那さんも出張でいないしで、先週は久しぶりに夜更かしした。
散らかっててもかまわないし、大きなもの広げるにはちょうどいいんだよね。こんな時、「家具なくてよかった」なんて思っちゃうよ。



リビングでカーテン用の生地(といってもキャンバス)に絵を描いて、ダイニングでミシン。
旦那さんリクエストで竹の絵を描くことにしました。
床で書くのは少々難ありで、腕がぷるぷるしたよ。でも、日本画家気分。
なんちゃって。

こんな絵になったよ。

もはや、ここで食事をすることないんじゃないか?
だって、今日もこのままだものさ。

気がついたら一日でコーラ(オリジナル)1.5リットルも飲んでたよ!!
コーラの消費量が集中力に比例してるかもー。体に悪いけどさ。
この日はこのコーラのカフェインのせいで眠れなかった。
でもね、なんか自分が若い気がした。


買ったばかりのミシンで作ったカーテン。旦那さんバスルーム用。
これまで3ヶ月近くも風呂敷がカーテン代わりだった。

意外にも、バスルームの電気を消して自然光のみでも絵が見える。


一個目は難しかったとこもあったけど、旦那さんが喜んでくれたのでよかったなぁ~。
あとふたつ作らないと。今週はキャンバスを買いに行く。
次はどういうカーテンにしようかなぁ。

ミシンは楽しいよ!絵を描くのも楽しいね!





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2010年5月13日木曜日

おかあさんと昨日と今日と明日

水曜日はおかあさんとちょっと出かけた。久しぶりにおかあさんも運転。
家に帰って午後のティータイム。いつものようにヒンディーチャンネルを見ながらね。

しばらくすると、習い事を終えた姪っ子とおにいちゃんの奥さんが来た。
おにいちゃんはトーマスカップ(バドミントンの国別対抗戦)観戦、旦那さんは出張でいないので女子だけで夕飯。
おにいちゃんがテレビに映るかな~、なんて思いながら、姪っ子はドーナツを食べながらプリンセスストーリーの本を読んでくれた。もう、本が読めるなんてすごいね!それから、夕飯まで一緒に工作をしたりしながら過ごす。


それから、おねえさんやおかあさんから最近のマレーシアの教育について聞いた。
姪っ子は今は私立の幼稚園に行っているけど、もうすぐ学校に行く準備。9月からかな?つい最近インタビューに行ったんだって。
おねえさんの話によれば、最近のマレーシアの公立校ではよい学校を探すことがとても難しいのだそう。教育システムが崩壊してるくらいに言っていた。

おかあさんの学生時代は教育システムはイギリスからのもので、授業はもちろん英語だったし教師のレベルも高かったんだそう。だから、おかあさん世代の人は完璧な英語を話す。

おねえさんの世代(おにいちゃんや旦那さん)もイギリスの教育システムではなかったものの、バランスのよい教育環境だったということ。学校が少なくて生徒数は多かったみたいだけど。

現在は、英語のレベルも下がり(英語至上な考え方からすれば)、学校の勉強もとても簡単になってしまったんだと。宿題があっても、「~のエッセイを書き写す」とかいうもの。上の学校に上がりたいならどうしても塾や家庭教師に頼らなければいけないほどだという。しかも、その塾や家庭教師の先生をしてるのが学校の先生たちだというから驚き!学校では先生は何も教えないし、生徒たちも学ぶ方法を習得していくことができないらしい。
マレーシアの女性がやりたい職業の中には教師が多いらしいけど、その理由も「楽だから」というのも多いみたいで、共働きの奥さんにとってはいい仕事なのかもしれないということ。
教育の質が下がっているのは、多くの国民に教育の機会を与えることによってスタンダードのレベルが下がっていることが原因のよう。教師のレベルや学校のファシリティも地方によって大きく差がある。

公立校はこんなところも多いようだけど、私立はさすがにその反対で熱心なよう。だから、入学するのも大変みたいなんだけどね。
チャイニーズ系の私立学校ではすっごくたくさん宿題が出て、みんな熱心にやらないとついていかれない。賢くはなるようだけど、中には自分で考える力が不足してしまう生徒もいるんだって。詰め込み教育ということかなぁ。
旦那さんの会社でも、そのように優秀に学業を修めた新人の中には、言われたことはすごーくできるのに臨機応変さや自分で解決する力の不足している人が目立ってきていると言っていた。(日本でもこんなことが言われていた時代あったよね)

かたやインターナショナルスクールになると、各国の教育システムに沿っているのでまた違ってくる。でもこの場合マレーシア人枠っていうがあって、それが結構狭き門になるみたいね。両親ともマレーシア人でない、片親がマレーシア人、両親ともマレーシア人というのに沿って生徒の構成比率があるという話。


マレーシアには多くの民族があり、スタンダードを規定するのはとても難しい。そして、各民族に宗教も重要に関わってくる。そこへ、さらにインターナショナルな考え方もある。わたしが生まれ育った環境に比べると、はるかに多くの選択肢がある。学校選びだけじゃなくて、いくつもの場面で選択をしていかなければいけない状況がやってくるのだと思う。
選択肢の少なさはみんな横並びで選択する時期に猶予をもたらすけど、選択肢の多さは個人の差を生むのが早いのかもしれない。
もちろん両方ともに言えるのは、選ぶことができる環境にいるいないの違いがとても大きな差になるのだけど。。。


夕飯はおかあさんの作ったチャパティとロングビーンズのサブジとチキンカレーになぜか鹿肉炒め物。
昨日もおいしかった。

夕飯の後も、バドミントンと姪っ子のバービープリンセスDVD鑑賞であっという間に夜10時。帰宅。




わたしは子供がいないから実体験はないけど、二人の話を聞いてると環境は違っても、自分の両親が同じようにわたしたちに代わってその時々のベストの選択してきてくれたんだと思う。いくら子供でも、自分ではない誰かの人生について決断することはとても大きな責任があるのだと思う。その重責を引き受けてくれるのが唯一親なのかもしれない。
ある時から自分で選択決断をするようになったとしても、ものさしの最初の目盛りは親が作ってくれて、あとはただ目盛りを細かくしていったり増やしていったりするだけなのじゃないかな。

たぶん、どんなものさしになっても最初の目盛りは変わらない。。。かな。




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2010年5月10日月曜日

ミシンを探しに:つづき

Singerへ行った翌日、もう一度ネットで製品を調べてみることに。


自分にはベーシックなミシンで充分なんだけど、いまいち機能について理解できないところもあったから日本で販売されている製品と照らし合わせてみた。
ところが、国が違えば品番も違う。「これが同じ製品か?」とカタログと画面をにらめっこ。なんだか、日本の方がはるかに種類が多いんだなぁ。似た製品を見つけて価格も調べてみると、意外にそんなに差はないよう。

しかし、日本のSingerのサイトでは価格が表示されていない。不便だ。さらに、メールアドレスもないんだもんなぁ。質問したかった。
なんか、ミシンの販売方法って不思議なトリックでもあるんだろうか?このあいだのお店でもらったカタログも、マレー語のみで分割払いの価格しか書いてない。怪しいのだろうか?


以前、Brotherの気になる製品がイギリス・マレーシアで販売されているか、メールで問い合わせたらすぐに答えが返ってきた。

ということで、マレーシアのBrotherにも電話で聞いてみた。Brotherの製品のほうが同じベーシックなラインでもRM100ほど安い。でも、店舗が近くにない。
どこで買うことができるかサイトにも載っていて、カルフールの名前があったけど、どうやらもう扱っていないよう(念のため、カルフールにも電話したけどだ誰も出てくれない!)。
カルフールで買えればよかったんだけどな。。。


結局、旦那さんが銀行に行くついでにアップタウンのSingerに連れて行ってもらった。

このあいだの店舗以上に、チャイニーズのお姉さんがいろいろ親切に教えてくれた。
マレーシアではSingerはおそらくどの店舗に行っても価格は同じ(たぶんBrotherも)。「割引ないの?」って聞いたら、「おまけがあるよ!」ってさ。
店舗によってはセカンドハンドもあるけど、故障したりした時にちょいと面倒かもしれないのであきらめた。価格だって多少安いぐらいだしね。



一番ベーシックなミシン(家庭科レベルのミシンかなぁ)を選んで、使い方も説明してもらった。
おかあさんに頼まれていたミシンのパーツも買って、ミシン探しは終了。。。

うれしい!!!



最初はバスルームのカーテンを製作する予定。
うまくできるかな。




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2010年5月4日火曜日

ミシンを探しに

今日も容赦ない日差しの中、自分にも容赦なく出歩いてきました。
でも、今日はいつもとは様子が違うほどに強い日差し。
どうせドロドロになるかと思うと、どうもサンブロックとかの防御ゼロで出てしまうんだよな。
一段階黒くなる予感。特に広いおでこがねー。


電車に乗ってSentul駅で下車。最寄り駅からわずか2駅なのになんだかのどかな地域だった。
ここには家から一番近いSinger(ミシンね)の販売店がある。

マレーシアでずっと不思議なのは、例えばマスジッド・インディアにはたくさんの生地のお店があるのにそのどこでもミシンが売ってないこと。このエリアでもミシンを売ってる店が見当たらない。探せない。なぜだろう?ソーイングとかすごくポピュラーな国の気がするんだけど。
どこにあるのかおかあさんやおばさんに聞くと、「イエローページで探すといいわよ」って。それで見てみるとSingerの販売店のいくつかが掲載されていた。まぁ、インターネットでもわかるのでSingerのページを見ると同じように販売店が掲載されていて、わたしに一番近いところがここだった。
以前から、アップタウンに行くたびに「Singerの店はここにあるのかー」と思ってたんだけど、平日自力運転で行くのはまだ勇気がないので今回はこの店舗。

ショールーム的になっているんだけどけっこうガランとしててヒマそうだったなぁ。でも、笑顔で話を聞いてくれたし、探しているミシンについても説明してくれた。
ミシンが欲しいといっても、おかあさんのようなプロ級の腕前もないので一番ベーシックなものを買おうかな。おかあさんは普通のミシン、ロックミシン、足踏みミシンの3台を所有!足踏みミシンには挑戦したけど、自分の頭と足がつながらなくて使えなかったよ。こういうミシンは刺繍をするときに一番いいんだって。
販売されている製品の中には、家賃一ヶ月分くらいの価格のものまであってちょっと驚き。家庭向きではないね。

しかし、ミシンを買うくらいで汗だくにならなきゃいけないぐらいならイギリスで買えばよかったよ。


せっかく家を出たので都会にも足を伸ばして。。。
Jalan Conlyにあるクラフトセンターに行ってお店ぐるぐる。
ここって素敵なものはあるのだけどいつも決断できない。でも、やっぱり工芸品って素敵だよ。
モダンなデザインのコーナーもあるのだけど、なぜかそういう商品は材料が安物になっている気がする。結局、工芸品としての価値が低い商品になってしまってると思うんだ。高くても伝統的な材料を使っているほうがいいのに。。。観光スポットとしてはそんなのどうでもいいんだろうか。手ごろで売れる商品があるほうが優先だね。

クラフトセンターを出るとちょうどランチタイムで、周辺は働く人々がランチへ出かける様子。日本はどうかな?って思うけど、東南アジアの食事にまつわる事って本当に活気がある!やっぱりもりもり食べてこそ、これからこの国が成長していくんだなー、なんて考えたりね。

この後、Bukit BintangからSultan Ismailの駅まで歩いてみた(ちょっと自分に厳しすぎたかも)。
そして、家路に~。



最寄り駅PWTCのとなりのthe Mallには例にもれずフードコートがあるんだけど、なかなか寂れて薄暗い雰囲気のくせにマレー系の人々を中心ににぎわってる。

少し寂しいテーマパーク風情。

昔のショップハウスをコンセプトにしてるみたいで、屋内だけど小さな町みたいになってる。

それぞれの食べ物がおいしいのかどうかはよくわからないけど、リーズナブルではあるはず。
ワンタンミー RM3.80。




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2010年5月3日月曜日

箱の中

何日か前から近所の道に大きな鉄製の箱が現れた。

だいぶ大きな箱で象でも入ってそうな感じ。
「もしかして、TMの新しい高速通信敷設のケーブルとか入ってるかも!」なんていう期待もしたりして。このエリアも今年の終わりには始まるはずなんだ。


ところが、そんな期待するようなものじゃなかった。。。
サルを捕まえるトラップだった。なぁーんだ。がっかり。


この道脇の森の中にはサルの大家族が住んでいるようで、時間帯によっては電線の上を渡ったり、道脇でバナナをもりもり食べていたりする。
これだけの数のサルがいるんだから、近隣の住宅でもきっとなんか被害があったんだろうな。幸いわたしたちの家までは来てない。

箱に近づくと中からゴトゴトと音が聞こえた。
箱自体にはマレー語で「サルを捕獲して別な所に放します」と書いてあるけど、どのくらいの頻度でチェックしに来てるんだろう?朝早くに道を通ると箱の脇にはバナナがついてるから、毎日来てるのかもしれない。箱の上がどうなってるのかわからないけれど、なんかそのまま衰弱していってしまうんじゃないかと思うとちょっとこわい。
でもさ、サルだって頭がいいのだろうし続けて捕獲することは難しいんじゃないのかな。

数ヶ月前にはこの箱の向かい側に毎日のようにたくさんのバナナが置かれていた。わたしは「ダメになったバナナ捨ててるのか」と思ってたけど、これもトラップの一環だったのかもしれないね。

サル達はまんまと騙されてしまったんだ。
わたしもバナナが好きだよ。



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