2010年2月28日日曜日

29集会

3連休の週末、土曜日におにいちゃんのBBQがありました。

てっきりいろいろ知り合いが来るんだろうと思っていたら、おにいちゃんとおくさんと娘、いとこ、旦那さんとわたしというメンバー。
「BBQやるから!」っていうお誘いよりも、「一回、ラムレッグ丸焼きしたいんだよなぁ。」というおにいちゃんの希望で実現したBBQ。
肉のために集まったわたしたち、ひたすら肉の出来上がりを待ちます。かれこれ5時間ほど遠火で焼かれているラム。

おにいちゃんも普段ならBBQ以外にもいろいろ作るんだけど、この日は肉一筋。
おっと、コーンもありました。そう、サラダもだ。肉が出来上がる前にみんなけっこう酔いがまわっていた。

おいしかった!
肉好きの姪っ子3歳は、肉の出来上がり前に違うものを食べ過ぎてラム食べられず。




おにいちゃんの家から帰ると、もう夜11時近かったのにもかかわらず、となりの巨大な家ではパーティが続けられていた。朝から準備してるとは思ってたけど今夜だったのか。道路も車と運転手らでいっぱい。
若干飲みすぎのわたしは、エンドレスで流れるチャイニーズニューイヤーの音楽で頭がおかしくなりそうだった。なんとなく眠ったけどそしたら今度は爆竹。
先週も2軒先の家で同じようなパーティしてたな。爆竹もあったけど、花火だって上げちゃってたからね。




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2010年2月25日木曜日

近所のギリシャに思うこと

新居にはまだ移ってませんが、それでも時々泊まってみたりしてる。

以前にも書いたように家の周りは緑が多くて比較的静かなところ。
それでも、車がないとねー。
ところが、このあいだ歩いて最寄のショッピングモールまで行ってみた。スーパー、飲食店なんかもあるんだけど、なにせこのショッピングモール自体が古い。クアラルンプールで最初にできたモールでその名も「the Mall」。KTMコミューターとアンパン・ラインの駅がある。
家のあるエリアは丘なので行きは下り坂、帰りは上り坂。そんなに厳しい角度じゃないけど歩道はない。時間帯によってはギラギラと陽の光。片道20分です。


家から道を下っていくと。。。
突き当たりのTジャンクションに廃墟。といっても、解体中の建物。
ブルネイの王様のパレスとして建設されたのだけど、完成もせずもちろん使われることなく破壊されることになったそう。理由はわからないけどね。
クアラルンプールの中でも(それも結構中心部でさえ)建設途中でほったらかしにされている建物は多い。97年のアジア通貨危機が理由らしいけども。それでも、今だにたくさんの高層ビルが建設され続けている。よくわからないよ。飽和状態だっていうのにね。

それはともかくこの解体現場、空を背景にして見てるとアテネのパルテノン神殿みたいだなと思う。
修復され続ける遺跡と解体現場は逆の時間を辿っているけど似てるものがあるな、なんてね。パレスだったせいもあってそう見えるのかもしれない。


こちらアテネの遺跡。似てないかな?
マレーシアも暑いんだけど、ギリシャも体が丸焦げになりそうなくらい暑かったなー。




一緒に旅行した友達はつい最近おかあさんになった。
ギリシャ旅行の写真を見てみるとこの一枚が彼女の娘とリンクしてるような気がした。
生まれたての娘もいつかこのイオの太陽を見る日がくるかな?
そうしたら、なんか自分の名前の意味をしみじみと感じちゃうんじゃないだろうか。。。


元気に育ってね!!
おめでとー!!




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2010年2月16日火曜日

マレーシアでリノベーション15

11週目のこと。


・キッチンキャビネットの取り付け
やっとのことでキッチンキャビネットを取り付ける日が来た。頼んでからずいぶん時間が経ってるからなんとなく違和感。こういうのだっけ?と覚えていないディテールも。ユニットを組み合わせて作るスタイルだからか、組み立ての早いこと!!ちゃんと水平垂直を測って作っているんだけども早い!!リズムがあるように仕事をしてたよ。
キャビネットを取り付けてみると、タイルとの組み合わせもそんなに悪くなくて安心。リノベーション前のキッチンと比べるとすごい違いだ。
残念ながらこの日でキッチン完成とはいかず、カウンタートップ、レンジフード、ハンドル、タップの取り付けはまた別の日程で別の職人さんが来ることに。全部できるのはチャイニーズニューイヤー後かもなぁ。



・マーブルフロアーのポリッシュ
長らくごみに覆われていたリビングダイニングの床のポリッシュ。これも信じられないほどぴかぴかになった。鏡みたいだ。リノベーション前はマーブルを交換しようかとも考えていたけどやらなくてよかったー。
残念なことは、マーブルの周囲のグラナイトのスカーティングがポリッシュされていなかったこと。これは後でMr.Leeに確認しないと。スカーティングもきれいになるといいんだけどな。



・カーテン用生地を買う
カーテンも悩みどころのひとつ。ぜんぜん想像がつかない。だんなさんとショッピングモールのカーテンショップやインテリアショップを見て回るけども、値段が驚くほど高かったり、レディメイドで長さが足りなかったりで欲しいものが見つけられない。さらにはカーテンのデザインを見ていくうちに、どういうものが欲しいのかがわからなくなっていく。困ったな。

お母さんのお勧めもあって生地屋さんに行くことにした。場所はマスジット・インディア。
下の写真はだんなさんのおじさんたちのオフィスがあるビルの屋上からの眺め。
左下のグレーの建物は「コロセウム」という。映画館とレストランがある古いビル。ガイドブックにも載ってるんじゃないかな。

おかあさんは自分で服を作ることが多いんだけど、そのときは必ずここに来て布を買う。おかあさんにとっては一番馴染み深い買い物エリア。


カムダール
マスジッド・インディアにエリアでも2店舗ある。生地そのものだけじゃなくて衣料品も扱っている。価格は平均してリーズナブルで種類も豊富。すごいお買い得商品エリアは掘り出す楽しみもあるかもしれないな。
わたしはここでカーテンの生地を選んだけど、リビングルーム用の生地は50%オフだったよ。その他の生地も10%オフ。
仕立てのサービスもやっている。カーテンを縫うのは柄を合わせたりするのが結構大変な場合もあるから、50%オフのカーテン生地はお店で縫ってもらうことにした。その他の生地はおかあさんが縫ってくれることになりました。
ファーニッシングのフロアーには日本語が話せる男性店員がいて驚いた。


ナゴヤ
なんで店名がナゴヤなのかはわからないけど、とりあえずは日本のお店じゃない。ここはカムダールより種類は少ないけど、商品によってはカムダールより安いものが多くある。遮光カーテンの生地もここが一番安い。


ハリソンズ
割とお高い生地を扱う店。店内も上の2店舗に比べてゆったりしていて見やすい。素敵な生地もあるけど、どちらかというとキラキラ&フラワーのリッチテイストな商品が中心。そして、なにせ値段が高い。ディスカウントあるといってもねー、という値段。


ジャケル
ここもカムダールとナゴヤに比べると値段の高めの商品が多い。だけど、ハリソンズに比べて種類が多い。特にシルクのセクションが充実している。おすすめ。


シティワンプラザ
シティワンプラザはこのエリアにあるショッピングセンターのひとつで、お店のほとんどでインドの衣料品(サリーやパンジャービドレス)を扱っている。その1階に手芸用品を扱っている店があって、ここなら生地に合う糸も見つかるし、ビーズなんかもたくさんある。ビーズの価格はチャウキットに比べれば若干割り増し。
シティワンプラザにもフードコートがあるのだけど、ここが意外とおいしい。まったくおしゃれな場所じゃないけど、いつもここに行って食べちゃうくらい。



おかあさんと生地を買いに行ってやっとのことで見つけられた。今回はおかあさんがカーテンを縫ってくれるけど、いつかまたカーテンを新しくするときは自分で挑戦してみようかな。
しかし、布も重いものだ。



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2010年2月11日木曜日

ご先祖様お迎え

今日はおにいちゃんの奥さんの実家に行ってきました。わたしにとっては義理のおねえさん。マレーシアに来て以来、初めてチャイニーズ系の家庭におじゃましました。

今日おじゃました理由は、チャイニーズニューイヤーではなくておじいさんの命日のため。もう10年以上前に亡くなられたということだけど、毎年その日に家族で集まるんだそうだ。おじいさん以外にもご先祖様を家に招待する。
おねえさんの実家には、神様を祀る箇所が家の外にひとつと家の中にふたつある。それぞれに違う神様を祀っているんだそうだ。そして家の中にはご先祖様を祀るところもある。(仏教です)

家族みんながお祈りを捧げたらみんなでご飯。
それぞれの家庭によって用意する料理は違うのかもしれないけど、ここでは丸ごと鶏と豚肉、ダックの卵の他に7品。煮物に味が似てるものもあったな。そして、フルーツやお菓子が用意された。ご先祖様の好きなものももちろん並ぶ。

丸ごと食べるわけじゃないのは当たり前だけど、これすごくやわらかくておいしい。
チキンの上のねぎは両サイドが花みたいに作られているの。それぞれの料理にのせるんだって。

これはチャイニーズニューイヤーの時期の食べ物で黒糖羊羹みたいな味。
食べ方はスライスして電子レンジでやわらかくしてから削ったココナッツをかけて食べる。その他にもスライスした芋ではさんで卵をつけてから揚げて食べたりもする。竹の皮に包まれているからまさに羊羹のような風味。ただし結構歯にくっつく。
聞いた話によると、新年に家を守っている神様(精霊?)が一番えらい神様にそれぞれの家庭の様子を報告するんだけど、その時にこの食べ物を神様が食べてるとすごい歯にくっつくからしゃべれなくて、大きい神様に報告できないようになると考えているみたい。すごくユーモラスだよね。

家に来たご先祖様が帰るときのために紙でできたお金と小切手を燃やす。この考えは仏教というよりも道教からくるものらしい。船みたいな形のものも昔の中国のお金を模したもの。



おねえさんの実家は住宅街にあるのだけど、庭にはたくさんの植物があった。
一見、雑草みたいな草もハーブだったりして料理に使うんだって。料理以外にも漢方に用いる草もたくさんある。ひさしぶりに生の草を食べてみました。苦いのもあったよ。
これはライムの一種で葉っぱが2枚つながっている。実はなっていなかったけど、普通のライムよりもとてもすっぱいんだって。

この植物の葉っぱも不思議でまるで蝶のように見える。

庭からもらったジャスミン。すごくいいかおり。






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2010年2月10日水曜日

CNY:ライオンダンス

今週末はチャイニーズニューイヤーですねー。
クアラルンプールではショッピングモールのデコレーションと、チャイニーズ系のお宅のデコレーションがにぎやかになってきた。レストランでは親族で食事に来てる人もたくさんいる。今週土曜日から来週の火曜日が連休の人が多いみたい。帰省する人も多いだろうから、クアラルンプール自体は人が少なくなるのかなぁ。

2年前のロンドンのチャイニーズニューイヤー。

この台、とても高い。そこを2人組みで飛ぶんだ。

こちらお店の前で福を呼び込むパフォーマンス中。



ライオンダンスは漢の時代に仏教の伝来と交易とともにインドから中国に伝わり、実際にインドから贈られたライオンは宮廷の庭園に飼われていたという。
昔からライオンは西洋でも東洋でも英雄の象徴とされていたけど、中国北部と南部ではそういったライオンに対する敬意の念が次第に武道の中に取り入れられていった。
しかし武道には取り入れられていったものの、当然庶民たちには本物のライオンを見るチャンスなど少しもなかったわけだ。それでも、「ライオンとは一体どんなものなのか?」と想像力を膨らませていったのだ。こんな庶民の好奇心が、中国北部と南部で主なふたつのライオンダンスを生み出すきっかけになった。(北部様式はqi lin、南部様式はwu siと呼ばれている)

北部の様式は、猫の風貌を基にしてライオンらしい特徴を頭部に表現している。ダンスの中には、猫がよくするように高い台の上を飛び移るような技が取り入れられている。(上に書いたようにqu linと呼ばれる北部様式の衣装では、頭部の真ん中に鏡のようなもので角が表現されている。もしかしれこれは麒麟キリンのことなのかもしれない。中国文化の中では、鏡を家の外につけて悪を跳ね返すという考え方があるらしい。)
一方、南部の様式では犬のような動きで、衣装の毛も長くダンス自体もアクロバティックな要素は少ない。
どちらの様式もダンス自体には決まったストーリーはなくてすべて各チームの創作。

清の時代には、ライオンダンスは庶民の宮廷に対する鬱憤を表現することもあったみたいだけど、現在、ライオンダンスは良い知らせをもたらすものとして演じられている。チャイニーズニューイヤー期間では、悪いものを追い払い幸せな一年を迎え入れるためにいろいろな場所で演じられる。
ライオンダンスのチームの人々は、この時期とても忙しくて一日に数箇所でおよばれするという。体力的なこともあって演者は30台半ばで引退するらしいが、短い期間しか演じられないだけに情熱を持って取り組んでいる。


ロンドンは北部様式かな。日本の獅子舞は南部様式からの影響なんだろうかね?
でもそれにしたって、何で日本は唐草模様の風呂敷になっちゃったんだか。



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2010年2月9日火曜日

35℃と-5℃

連日暑い日が続いてる。
ほぼ毎日通っている道の電光掲示板はいつも35℃。
冬はそんなに好きじゃないけど四季があるのっていいよね。


去年の今ごろはイギリスで何年ぶりかの大雪が降っていた。
電車も止まっちゃうくらいの雪が一晩で降り積もり、おとなもこどもも雪の日スペシャルホリデーになってその日をすごい楽しんだんだ。
わたしもわくわくしすぎて、いつもより早く起きて誰も歩いてないところを踏みしめに行ったし、日が昇ってから近所のクリケットフィールドにだんなさんと向かった。道すがらみんな楽しそうで、そりに引かれてる子供たちとかスキーを履いてる人がいた。フィールドでもみんな楽しそうだったなぁ。「雪の日おめでとー!」って感じでさ。
イギリスは今年もたくさん雪が降ったみたい。東京も降ったんだってね。

隣の教会。

家の前の通り。「ヘーイ!流されておりますー!」

大きな雪だるま!!



イギリスでの雪の後、2週間後にベルリンに行ったらまた雪だった。こっちのほうが都会であることとか自分が旅行者であるせいか、雪が厳しめに感じたなぁ。ひとりで観光してたせいかね。すごい寒かった。特につま先が。

街角の三人娘の顔色も悪い。

ねっ、何か厳しそうな風景でしょ?

泊まったホステル近くでずっと立ち続けていたくま(ぶた?)。

雪の後の晴れ渡った空はお正月みたいだった。美しい。





この写真見てもまだ涼しくならないなー。



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2010年2月8日月曜日

シーサイドの気分なの

ひさびさに食べ物の話。

なんとも海沿いっぽい感じなレストランが、まったく海沿いじゃないスバン空港のとなりにある。

エアコンがなくてもすごいブリージー(扇風機のせいで)。ここは海辺だったか?というくらいに気分を盛り上げます。
お客さんも多いけど(チャイニーズニューイヤーが今週末で集合してる人々)店員も多い。店内ぎゅうぎゅうの大盛況。

水槽が並ぶ店内。好みの調理法が選べるよ。魚、海老、蟹、鮑、巨大蝦蛄など。


わたしたちは失敗を恐れて無難な注文。
ベビーカイランガーリック炒めはいつもの味。

サンバルスクイッドは烏賊をサンバルソースで炒めたもの。以前、日本でサンバルスクイッドに中ったことがあって、それ以来なんとなーくサンバルソースをたくさん食べないようにしてきたけどこれは大丈夫。濃すぎない味。

ソフトシェルクラブはやっぱり揚げたてがおいしいんだなー。ちょっとしょっぱかったが。もっと海の気分を盛り上げちゃうつもりかな。

バタープラウンは何がバターなんだろうか?殻も食べられるぐらい。

以上。
無難な選択だったとはいえ、揚げ物2品はちょっと重かった。海老をスチームにすればよかったなぁ。もしくはスチームの魚。でも、ここおいしい。今まで行ったことのあるシーフードレストランより好きだ。

っていうのは錯覚で、海辺風の演出に騙されてたりして?





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