2010年2月8日月曜日

マレーシアでリノベーション14

10週目のこと。

・照明とスイッチの取り付け
天井のペイントが終了したので照明を取り付ける。暗すぎるのか明るすぎるのか、想像の中でデザインした位置も結局はそんなに問題なさそう。よかったー。コンセントもたくさんの位置に設定したけど、電化製品の量を考えるともっとあってもよかったのかなぁ。いかに多くの電化製品にまみれて暮らしていることか。。。
わたしたちの考えたスイッチプランに照らし合わせて確認してみると、いくつか間違っていたポイントがあった。キッチンのコンセントが一個少なかったこと。でも、そんなに大きな問題じゃないかな。それよりも、Mr.Leeが気がついた所のほうが大きな問題だった。スライディングドアがくるところにスイッチを設定してしまった!それも2箇所も!!がっくり。。。これはわたしたちのミスなんだけどね。あんなに何度も確認したのになぁ。一箇所は移動することができたけど、残る一箇所はどうにもできないので隠れスイッチになってしまった。照明を点けたり消したりするたびにドアを閉めなきゃならないんだなぁ。仕方がない。


・マーブルカウンター取り付け
今週の配達は時間通りにやって来た。今回はカウンターサイズに切り出されたものだったので、運ぶのが大変そうだった。またがっちりした職人がいたのでそんなに問題はなさそうだったけど。そして、彼らはまたもさっさと取り付け終了。
マーブルは最初にほしいと決めていた種類とは違うものになったけど、バスルームのタイルの色とはちょうどよく合っているかな。



・タップとサニタリーウェアの取り付け
Ipoh Roadの店から買ったサニタリーウェアが届く。すごい時間通り。その場で一個ずつ検品もしてくれるしさ。
バスルームのマーブルが終わって洗面ボウルやタップ、トイレボウル、バスタブの取り付け。ここからはまた小さいMr.Leeの仕事。一人で黙々とやっていた。
途中、あるパーツが足りないことを知らされる。彼もいろいろ探したのだけどマレーシアではそのサイズのナットが売っていないらしい。じゃぁ、どこで調達すればいいの?とりあえず、わたしたちの買った製品のマレーシアでのディストリビューターに問い合わせたらあったので急いで買いに行く。はらはらしたー。さもなければ、取り寄せかマレーシア作ってもらうことになるもんね。それ以外はタップとバスタブミキサーの取り付けは何の問題もなく終了。
しばらく気がつかなかったんだけど、洗面ボウルの取り付け位置が若干奥過ぎるような気がした。うーん、でも、もうマーブル自体に穴が開いているから変更はできないんだけど。
こうやって最後の段階になるにつれてもっと気をつけなきゃいけないんだなぁ。仕事が速い職人さんには特に注意しなきゃいけないことなんだ。反省。


・エアコンの取り付けと動作確認
配達されたエアコン6台と古いエアコン1台をエアコンブラザーズに取り付けてもらう。
技術は進化してるんだな。エアコンが驚くほどに静か。


・引き続き壁のペイント
相変わらずマスキングも使わず、ブラシも「それじゃ細かいとこできないでしょ?」っていうものを使っている。でもねぇ、一応ペインターなんだもんね、われわれが細かい作業指示は出せないし。ウィンドウフレームも思いっきりペンキはみだし放題だし。
たしかに、マスキングでカバーしたりする作業は面倒だけど、後でするクリーニングのこと考えれば最初から汚れを防ぐことのほうがかしこいんじゃないかと思うんだけど。掃除考えるとめんどくさい。


・引き続き壁を均す
平らになってない。すごく気になるところはペイントした後の壁だったけどもう一度やり直し。照明を点けるとぼこぼこが目立った。ペインターの人たちには見えないのかなぁ?

・ドアフレームのペイント
これまたおんなじペインターによる。
おーい、直線の感覚は世界共通じゃないのかー!どう見たってうねってるじゃないの。まっすぐ塗る方法教えてあげようか?
やっぱり、道具って大切だよね。いい道具とその道具をきちんと手入れしている職人がいい職人だね。

・ウッドフローリング
事前にセメントの床がこれで大丈夫か確認しに来た時、担当者アレンは「大丈夫」と言っていた。実際、板を敷いている段階でなんとなく不安になる。だってなんかふかふかしてるんだもの。職人は「全部敷いたら大丈夫」って言うんだけど信じられん。後からアレンが来た時に今一度確認するも「大丈夫」って言う。信じるしかないか。それとも、またしてもお互いのスタンダード自体が違うってこと?



・ドアの取り付け
まずは玄関ドアとマスターベッドルーム、ゲストルーム、TVルームのドアの取り付け。フローリングと同時進行だったので、果たしてドアの大きさの調整がうまくいくのか不安だったけど普通にできたみたい。


・ドアロックの取り付け
玄関ドアをつけたものの鍵もハンドルもまだないので、1日は鍵なしでつっかえ棒で閉める。翌日、鍵だけは取り付けに来てもらう。デジタルロックを選んだ。この分野ではサムソンが多くの製品を発売しているよう。日本のブランドももちろんあるんだろうけどマレーシアでは見なかった。
タッチパネル式で暗証番号でもカードでも開けることができる(カードは登録したものならクレジットカードでもこっちのスイカみたいなものでもOK)。というわけで、番号を覚えていれば何もなくても開けることができる。ただ難点は、セキュリティのために暗証番号を長くすると開けるのに時間がかかる。トイレに行きたくて帰ってきたりした時困るよね。そういう意味では番号だけでなくカードも必要だ。


・キッチンフロアーとバルコニーの掃除
早くきれいな床が見たくて洗ってみる。思った以上に大変。やっぱり酸が必要だ。


・ザムザムウォーター(聖水)をまく
おかあさんがフローリングを敷く前にメッカからの聖水を床にまいてくれた。悪いものから守ってもらうためなんだって。昔はイスラムの新年の時にはコーランと同じ重さの聖水を飲んだんだそうだ。巡礼に行くとみんなお土産に聖水を持って帰り、親戚や友人にあげる。今回わたしたちの家にまかれた水もおかあさんの知り合いが今年の巡礼から持ち帰ったもの。




言葉が通じないってほんとに不便だ。ましてや、日常生活とはだいぶ違う分野になるとさらにね。作業について、何やってるかとかどうやるのかとか聞きたいことがあっても自分だけじゃどうにもならない。相手も一生懸命説明してくれるんだけど、何を伝えてくれてるのか分からないと不安になる。同時に自分の頼りなさにもがっかりする時がある。
でもがんばろう。



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