2014年5月7日水曜日

ボーっとした人間が騙されるマレーシアの悲しい一面

月曜日、いつもの英語勉強会からおばさんの所へ行く途中。


自分の家の近所の住宅街の道を車で走っていると、住宅建設のとこを通り過ぎる時に道端のインディアンカップルが手を振った。

「わたしを呼んでるのかしら?」←普通なら、こんなふうに思うこともありえない!!

なんと、わたしは車を停めたのね。←完全にダメな行為!!

そうすると、男性のほうがまず車に近づいてきた。
そして、窓越しに話し始めた。

「今こどもが喘息発作で、病院に連れていくためにボスにお金を借りに来たんだけど彼がいないんだ。」
「お金を貸して欲しい。電話番号を教えてくれたら明日必ず返しに来るから。」

女性もこどもを抱えて車にやって来た。

え~!!っと思って、「これどうしたらいいんだ?」と思った。
わたしも、小児喘息を患っていた時あるからその苦しさはわかる。そして、抱かれている子どももなんかぐったりしている様子。
だけども、電話番号渡すのも怖いし、「これ騙されてるの?」とか疑ってしまうしで「う~ん」となってしまった。

そのあいだもカップルは同じことを繰り返しわたしに話している。

結果、「ごめんね。わたしは助けられない。」と言っておばさんの家に行った。



おばさんにこの事を話したら、「それは典型的な騙しの手法だわ。第一、子どもだってそのカップルの子どもかわからないじゃないの?」と言われた。「子どもだって寝てただけかもよ?」と。

そうだよな~、なんで車を停めたんだろう?自分でもわかんないけど。

でもね、もしも、ほんとにその子どもが発作を起こしていたならばかわいそうな事をしたと今でも思ってしまう。。

悲しいながらも、マレーシアで人間を信じるという事が自分の身を危険にさらす可能性があることを今更ながら経験した。

おばさんの所から家に帰ったらひどい熱で寝込んだ。
体調が変だとは思っていたけど、こういう時は判断力も鈍くなるのかな?




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