2013年3月27日水曜日

おかあさんのマトンカレー



このあいだお友達がおうちに来た時にマトンカレーを作りました。
おかあさんのレシピでね。


マレーシアに暮らすとカレーを食べる機会が多いし、それにとても気軽に食べられるものでもある。マトンをはじめとしていろんな種類のカレーがあるから、どれが自分の好みかもよくわかる。
その反面、外で気軽に食べられるから家で作らなくてもいいかな~、というふうにもなっちゃうんだけど。。

マレーシアのカレーは南インド系のものが多いし、そういうのは気軽なお店で食べられる感じ。北インドの料理はちょっと洒落たレストランで提供されていることが多いのかもしれない。
南インドのカレーはグレイビ―(汁、ルー)が軽くて、野菜や魚なんかも多く使われている。ベジタリアンの人が多いからかな?
北インドのカレーはグレイビ―(汁、ルー)が南インドのものに比べれば重めで、マトン、チキン、ビーフなんかの肉を使ったカレーが主流かな。

日本にあるインド料理店では北インド風が主流なよう。「ほんとはバターチキンカレーなんてない!」とだんなさんは言う。
まぁ、インドに拒否反応のある彼が言う事だからほんとかどうかはわからないが。。

イギリスもインド料理店はたくさんあるけど、それもまた大きく違った気がする。
甘めな味付けとゴロゴロとした肉や野菜。その重い感じというのはリッチとも言えるかもしれないけど、アジア人向けではないかもしれないな。
時々食べたくなるけど。




わたしのだんなさん家族は北インドがルーツだからか、みんなミートイーター。
とはいえ、カレーで一番おいしいのは肉よりもグレイビ―(汁、ルー)なんだと思う。



意外に簡単にできるから、作り方を紹介。


≪材料≫
マトン(ローカルマトンのレッグかショルダー)1/2キロ 
食べやすいおおきさに切る
玉ねぎ(赤いやつだがシャロットぐらい小さいやつじゃない)4-5個 
適当な大きさで、煮込むから気にしない
チリパウダーtbsp1/2
コリアンダパウダーtbsp1/4
ターメリックパウダーtsp1/2
ガーリックペーストtbsp3/4
ジンジャーペーストtbsp1/2
シナモン1inch
ブラックペッパーコーン好きなだけ
塩好きなだけ

※玉ねぎはたくさん入れるとグレイビーがたくさんできるよ。まろやかにもなるけど肉をそんなに食べない人はグレイビ―だけでも楽しめる。
※コリアンダーパウダーをたくさん入れると苦くなる。
※ターメリックパウダーをたくさん入れると黄色くなる。マトンカレーは赤っぽい色が目安だよ。
※ガーリック、ジンジャーペーストの分量をほんと目安で、好きなだけ入れてもいいと思う。
※塩はいつでもいいと思う。ガーリック、ジンジャーペーストは塩を加えて保存しているから、塩が強すぎないように気を付けたほうがいい。

1、    スパイスなど全部を肉と鍋でソテーする。油は入れない。
2、    玉ねぎが柔らかくなって水分が少なくなる程度までソテー。
3、    2カップぐらいの水(材料が水につかるくらい)を加えて沸騰。弱火で蓋をする。
4、    煮込み途中、水が必要とあれば適宜加える。
5、    お肉が柔らかくなったら、ちょい火を強めて玉ねぎがとけちゃうまで。
6、    グレイビ―がサラサラにしたければ、水を加えて調整。




インド料理ではガーリックペーストとジンジャーペーストが欠かせない。わがやもだけど、たくさん作って塩を入れて保存している。これらのペーストは煮込む肉を柔らかくする効果もあるんだそうだ。
おうちによっては、肉を柔らかくするときにはパパイヤなんかを使ったりもする。


マレーシアでローカルマトンという時、それはゴートです。
カレーを作る時、オーストラリア産のマトンやラムを使うとおいしくはできない。
なので、ローカルマトンを使うのがおいしい秘密なのかも?
TTDIではRM38/㎏とちょっと高いけど、スーパーでは見かけないようだからぜひお試しを!


まぁ、毎日食べるわけではないし、たまにはいいんじゃない?






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