2010年4月22日木曜日

体が慣れる

今日は久しぶりにほっつき歩いてきました。

普段、車の生活だといっつも同じ道でなかなか街中の位置関係を覚えるチャンスがない。
イギリスに行った頃も、英語学校探しに街に出てロンドン中心を歩きめぐったなぁ。おかげで道にも詳しくはなった。
ロンドンに比べるとクアラルンプールは人間の歩くことができる道が少ないことと、ランドマークが少ないせいか方向がつかみにくい。道自体がうねりくねってるせいもあるのかなかぁ。公共交通の発達度合いにも大きく左右されているかもしれない。
でも、早く自分の方向感覚を手に入れるには車に乗ってるよりも歩くほうがいいと思うんだけど、わたしだけかしら?

そんなわけで、家を出て電車に乗って街をぶらぶら。
しかし、当然のことながら容赦ない暑さで朦朧とする。
道すがらになんかおもしろいとこでも見つけられればなと思ってたけど、感覚が麻痺してアンテナが鈍い。

意外と戦前に建てられた物が残っている。写真左はバンコク銀行(全部見えない大きなビルね)。本国は大変だがここは普通。

ひとつ入った手芸屋さんでは日本人の女性人がきゃっきゃと買い物をしておられた。何作ってるサークルなのかな。
結局、チャイナタウンをさーっと流して、いつものマスジッドインディアで昼ごはん。何度も来てるせいか落ち着く。

昼ご飯を食べてたらおじさんに偶然会って、ご飯の後に家族のオフィスに寄ってみた。
ここはほんとにいつ来ても屋上からの眺めがよくて、自分がほんとにクアラルンプールの真ん中にいるんだなと感じさせてくれるところ。

おじさんがもう仕事も終わりってことで、ブキビンタンまで送ってくれた。
ここで、わくわくすることが!!

おじさんの車は31年前のホンダシビック(青)なんだけど、今日初めて乗せてもらったのだ!
道のよくない国だから乗ってるときはちょっとドキドキしたんだけど、自分と同じ歳の車に乗ることなんてめったにないもんね。31年前の古い車で発展したクアラルンプールの中心を走っていくのは気分がいいものだったよ。

せっかくブキビンタンに来たんだから買い物でもと思ったけど力は残っていなかった。
まっすぐ電車に乗って坂道を歩いて帰りました。


マレーシアに来た当初はすごく暑くて体がだるいことが多かったけど、今やどんなに暑かったとしてもなんとなく大丈夫になってきた。
特にイギリスという北海道より北の国からの移動が体にこたえたのかもしれない。暑くっても汗があんまり出ないことも多くて(代謝悪いね)熱が体にこもってしまってだるかったんだろう。
それから、ひどい吹き出物とか(汚くて失礼!)。
土地のものを食べて、洗顔料もここで売られているものを使ったら治ったけどさ。
実際にイギリスにいた時に聞いた話では、日本人が日本に帰国すると汗腺がうまく働かないようで汗が出にくくなってしまう人も多いらしい。わたしもこれに当てはまったんでしょう。

汗だくになるのは大変なことだけど、クーラーをひかえて汗をかきシャワーを浴びる爽快感はすばらしい!
暑い国であるマレーシアで多くの物件のバスルームがあまりきれいじゃないのはほんとに不思議なことなんだけど。
もうちょっとtake it seriouslyというふうであってもいいんじゃないかなぁ。
なんて、余計なお世話ですね。



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2 件のコメント:

  1. なんともまたレアな車に乗ってるおじさんだね。
    やっぱりどこの国にも古い車が好きな人っているんだねー。

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  2. 地主さんへ
    おじさんは自他共に認めるホンダファン。この車もワンオーナーであることが自慢みたいよ。
    中はとてもシンプルなんだけどエアコンもあるし、何より外見に比べて足元広々。意外だったよ。シートもオリジナルのままなんだって。

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