2011年1月20日木曜日

出たり入ったり

この間の日曜日におかあさんはカラチから帰ってきた。
昨日パキスタンで地震があったことを考えると、帰ってこられてよかったなと思う。

カラチには結婚式のために行ったおかあさん。
行く前は「インドよりきたない。」とか聞かされていたけれど、滞在したエリアはそんなこともなかったそう。おかあさんからのSMSには「5 star accommodation! wonderful hostess.」と一番最初に。
ただ。。。


街には武器を売る店なども並んでいたそうで、安全であるとは言い難い所だったのには違いない。
「携帯電話をよこせ!」と銃を向けられたことのある人もいるという。そういう強盗というのもドラッグのためのお金欲しさにしているとも言われているそう。

物乞いの人も多く、なかでも両親が子供に物乞いをさせていることが多い。
ある時、フレッシュジュースのお店に行くと子供がやって来て「お金をちょうだい」と言う。「かわいそうでしかたがないし、どうしたらいいものかとお金を少し渡したの。」とおかあさん。すると他にも子供がやって来る。案内してくれていた人は「お金はあげちゃだめです。どうせ、そのお金は両親のところに渡るんです。その子のものにはなりません。」と。そして彼は、ジュースのお店の人にお金を渡してその子供にジュースを飲むように言ったのだと。

一日のうちに朝昼晩3回、時間になるとガスや電気が止まったりもする。
料理も時間を予測して作らなければならないし、人が家に訪ねてきてもインターホンが働かないので大声で呼んだり、暗闇の中で歩いたり、発電機があるけどそれも家中を明るくするには足りず部屋ひとつがやっとだとか。

マレーシアがどれほど恵まれている国なのか、または自分の生活がどれほど恵まれているのか思い知らされる。

と、さみしい部分もあるけれど、マレーシアでは手に入らないようなものがパキスタンには豊富にあったりもする。そして、それがマレーシアからの人間にとっては安いということ。(まぁ、それはおかあさんにとってというか、文化的に共通点が多い人にとってという意味。)
いろいろおみやげを買ってきたかったけれど、忙しかったのと荷物の余裕がなかったので最小限で断念。ジュエリーショップはすごく魅力的なものが多かったのに。。。といういのが心残りかな?



おかあさんの帰ってきた翌日にはだんなさんは出張に。土曜日に帰ってきたばっかりでまたお見送り。



今日はおじさんとおばさんが南極旅行に出発。
クアラルンプール→シンガポール→ドバイ→マドリッド→サンチアゴ→南極
聞いてるだけでもタフな予定表だよ。
バスでシンガポールまでなのでおかあさんと駅まで送りに行った。帰ってくるのは一か月後。
おみやげ話がたのしみだな~。



おかあさんの家で一緒に夕飯を食べて帰宅。
土曜日にはだんなさんが帰ってくる。



忙しい家族。







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2 件のコメント:

  1. APIさん、こんにちは!本当に家族の皆さん世界中を駆け巡りお忙しいんですね。私は今回東京→ソウル→KLで体が慣れてくれなくて、大変でした^^;東京に戻ると実家の両親は寒い~と言っていたけれど、私にはひんやり涼しくて気持ち良く感じたよ。きっと常夏の国から南極に行ったら、おじさんとおばさんは体温どう感じるのかな?

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  2. Hirokoさんへ
    パソコン直ったみたい?
    やっぱり温度差があると疲れるよね。冬の空気の中の冷たいほっぺたとか好きだけど、どうしても体が固まってこってしまうのがなぁ。
    南極の気温見たら-30°とかだったよ。

    このあいだの韓国の話は面白かった。また教えてね!
    ポジャギも調べた、かわいいの~。

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