2009年12月22日火曜日

1431年

先週、イスラムの世界では新年となりました。
今年は1431年なんだそう。
日本の年越しのようではないけど、家族でトラディショナルな夕食会をしました。


準備中。。。
この丸いステンレスのおぼんみたいなものがテーブル兼お皿で、この下に高さのための台みたいなものを設置して、まわりをみんなで囲んで食べます。ちゃぶ台みたいかな?真ん中に料理が出で、それをそれぞれが座っている前に取り分けて食べます。みんな手で食べます。



最初に、小さな金属の入れ物に入っているココナッツの実にひとりひとり挨拶(お祈り?)します。
そして、塩を少し舐めます。(食欲増進か?)
ここから、食事がスタート。

まずはこの甘いものから。
小麦の粒を煮て柔らかくなったらココナッツシュガーを大量に加えて煮込み続ける。水分が少なくなってきたら、ローストしたナッツを加えて、さらにギーを加えて炒めるというか練るというか。。。そのような感じです。
不思議な食べ物だけど、糖分のことを考えなければかなり半生のシリアルバーという具合。


その次はハルワンという魚のフライ。
ぬめりのある淡水魚で、おそらくナマズの仲間。なので、骨が多い。
なんで淡水魚を食べるのかの理由は、この魚は生きたまま売られているから買うときには必ずハラール(お祈りして捌く)になるからということ。


写真にはないけど、ここでチャパティとダール(豆のカレー)を食べました。
チャパティ製作にはわたしも参加。お母さん(義母)のつくるチャパティは全粒粉を使っていてとても香ばしくておいしい。ヘルシーでもある。

次はココナッツミルクで炊いたビーフ入りの米と、同じくココナッツミルク入りのチキンカレー、そして野菜のサブジ。



最後にフルーツのデザートを食べて終了。
食後はもう一回、塩を舐める。
そして、またココナッツの実の入った入れ物に挨拶。

この日はわたしもパンジャービドレスを着たけど彼には不評。すごく楽チンなつくりになってるからか、太って見えるんだってさ。

こんどパンジャービドレスを紹介します。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿