2009年12月23日水曜日

how to make chapati

お母さんのチャパティの作り方紹介します。
まずは準備と道具から。

~材料~

①全粒粉

1缶で250グラム。これで、8枚ぐらいできる。
全粒粉は生地用と打ち粉用があるといい。
打ち粉用は伸ばしている生地にふりかけるのじゃなくて、粉の入っている浅い器に数回生地をつけて使う。なので、丸く伸ばしていく生地が入る大きさの浅い器がいい。

②塩
塩はちょっと味をつけるために入れているのが理由で、必ず入れなければいけないものじゃない。
減塩したい人はいれない。

③水

④サラダオイル
パイ生地を作る時のバターでレイヤーを作るような役割と生地を伸ばすときにくっつきにくくするため。


~道具~

①伸ばす棒

②伸ばすための板

③フライパン
くっつくかないもの。厚めだとなおいい。

④乾いたふきん
焼いているときに膨らんできたらそのところをつぶして中の空気を抜くために。中の空気はとても熱い。

⑤フライ返し
手で裏返してもいいけど、熱すぎるならこれを使おう。



※焼くパン
お母さんはの持ってるパンはこちら。

GIRDLE(ガドル)という。

写真上の小さな持ち手がついているのは一番重い。
一枚の7~8mmの鉄板を大胆に溶断して(なのでエッジはガタガタしてるよ。)
油焼きしたような製品。インド製。
お母さんのお母さんからのものということで、
60年ぐらい使われているのかも、ということ。
大き目の生地(サモサとかのね)を焼く時に適している。


写真左の持ち手がついてるのは上に比べて軽め。
上のものが全くのフラットだったのに比べて、こちらは
浅いお皿状になっている。持ち手もリベットで打ち付けて
留めてます。インド製。
これが日常よく使ってるもの。


写真右の錆びてしまってるものはもう使えそうにない。
持ち手がないのも少し使いにくかったみたい。これは
焼く面はフラットにできているけど、火に当たる面は
浅いお皿のような緩やかな凸面になっている。インド製。


本当はパンの径が大きいほうがよいとのこと。
でも、重いからたいへん。


※伸ばす板
これも年季もので、お母さんのお母さんからだから60年
ほどは使われている。厚みが4~5cmあってこれも重い。
重いことにも理由があって、お母さんのお母さんたちの時代には
今のようなキッチンのスタイルではなく、床に座って煮炊きを
したりしていたから、もちろんチャパティの生地を伸ばすことだって
床に座って作業していたんだって。その時にはこの板の下にも
小さな足がついたそう。床で作業をするには動いたら困るものね。


※伸ばす棒
お母さんの使っている棒は普通のお菓子用に比べると、伸ばす面が
短くて持つところが長い。この伸ばす棒はインドでも地域によって
違った形を使ったりもするんだって。一人のおばさんの出身地方では
日本のそばやうどん用の棒に似て、伸ばす面と持ち手の境がないもの
が使われているんだって。しかしその棒は両端へ行くほどに細くなり、
真ん中へ行くほどに太くなるという不思議な形なんだそうだ。

真鍮のヘラはフライ返し。魔法が使えそうだよね?

※あつあつのチャパティ
たいていの子供は、焼きたてのチャパティにギーを塗って砂糖をかけて
クルクルと巻いて食べるのが好きみたい。
ローストアーモンドやドライフルーツ、コンポート、アイスだっておいしそう。
クレープみたいだね。全粒粉だからもっとガレットみたいかもね。


明日は作り方紹介。


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