2010年1月13日水曜日

マレーシアでリノベーション7

4週目のこと。

・引き続き天井を上げる分だけ壁を作る。
新しい壁も同時に作っていく。なんだかつぎはぎだらけ。きれいになるのかどうか。。。
ドアの中のバスルーム見えるかな?すごい狭いスペースに手洗いシンクとトイレとシャワーがある。メイド(住み込み)用でこのコンドミニアムのどの家にもスタンダードとしてあるみたい。もっとも、これを残して使っている家がどれだけあるかは疑問だけどね。
最後のテナントは住み込みのメイドが2人もいたから使っていたようだけど、メイドなどいない家庭出身のわたしには「小公女セーラ」みたいな話が思い浮かんじゃうよ。


このバスルームも壊すけど、その前にタイルを取り除く。キッチンプランではここがキッチンシンクになる。

・引き続き電気配線。
写真左は旦那さんの部屋。そんなに広くはないけどやたらと線が張り巡らされている。夢のTVルームになるんだそうだ。
写真右はダイニングルームの壁。コンセントの位置を多く追加してるので、線を引っぱってくるために壁にゴリゴリと溝を作らなければならない。そして、それが終わればそこをセメントで閉めるんだがそんなにきれいに平面になっていない。心配。

・古いエアコン処分とエアコンパイピング。
エアコンブラザーズにエアコンは処分してもらって、そこからパイピングスタート。
以前、エアコンパイプから水漏れがあったため、すべてのエアコンパイプを交換+新しく設置するエアコンのためのパイピング。
ブラザーズはちょっと面倒くさがりなのかなぁ、なにかお願いすると「できない」ということが多い。おかげで彼らが努力してくれればもっと天井高くできたのに。。。ってことに。はぁ~。

・天井のフレームを入れる。
工事前の家では壊したときにわかったように、天井板を支えているものは木の枠だった。今回はフラットな金属製フレーム。コンクリート用のネイルガンを使って留めていく。これもびっくりするほど大きい音。
天井の仕事担当の職人グループはみんな若くて、てきぱきと仕事を進める。安心してお願いできる仕事ぶり。
肝心の天井の高さだけど、そんなに劇的には変わってないような。。。梁が邪魔して思うようにできなかったり、エアコンパイピングのせいとか、実際に天井開けて見ないとわかんないね。
この時点で各部屋に資材やごみが多いという事も変化をわかりにくくしているのかもしれない。

・ホットウォータータンク取り外す。
各バスルームとキッチンにあったタンクを外して処分。新しいタンクはキッチン横のヤードにひとつ。そこから各バスルームへ供給。
写真右はバスルームのシャワー配管があったところ。お湯はタンクからカッパーパイプを通してバスルームへ来るのだけど、このパイプも古くなっていたので思い切って全部交換。
やっぱり銅だから高いね。ちなみに、エアコンのパイプも銅を使っている。

・ベッドルームの床をセメント。
最初の日にパケフローリングを外して以来何にもしてなかった床、後に木の床を入れるので平らにしてもらう。フローリングの店の人がokと思うぐらいの出来かどうかが微妙。
・バスルームシンク、バスタブ、トイレ買う。
バスタブ。Ipoh Roadより。チャイナ製です。何度もバスタブ入れる場所を計ったから大丈夫なはずなんだけど、設置するまでとても心配。

トイレ。Ipoh Roadより。ウォシュレット機能をつけることに。
マレーシアに来た人は知っているだろうけど、この国のトイレにはだいたいビデがついてる(イスラムの国の特徴かな)。でもそれはトイレに一体型になっていなくて、トイレの脇にミニシャワーのようにある。これがずいぶん勢いがよくって、そのせいでどこのトイレの床もけっこう水浸し。わたしたちは床をびしょびしょにしたくないので、ミニシャワービデはつけません。
それにしても、東南アジアのウォシュレットマーケットは大きいと思うんだけどなー。インドネシアなんて人口約2億4千万人の内75%以上がイスラム教徒だよ!これから人口も増えていくだろうし。
それでも現在そんなに普及してないのは価格のせいかもしれない。わたしたちもTOTO見に行ったけど、どうにもならないほど高い!!おまけに、安めの製品は扱ってないような感じだった。ぜいたく品なんですかね。

シンク。Ipoh Roadより。バスルームカウンターが妙に長いから思い切って幅70cmと思ったけど、大柄でもないし、逆にカウンターが狭くなってしまうなら意味ないので小さめのサイズに変更。




いろんなものを壊したり処分したりする中で、古い銅パイプ、網戸のアルミフレーム、キッチンキャビネットのアルミハンドルなんかの非鉄金属はちゃーんとMr.Leeの息子が持って帰ってお金に換えていたみたい。いいお小遣いになったんだろうか。



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3 件のコメント:

  1. はじめまして、

    リノベーションの詳しい記事、大変参考になります。
    当地で私も近々やろうかと考えています。

    工事期間も1ヶ月や2ヶ月掛かり、昼間の騒音や資材運びには、同じフロアや上下の階を含めて、どんな配慮をしたらいいのでしょうか? 

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  2. コメントありがとうございます。

    Hirokiさんのお宅もコンドミニアムですか?そうであるなら、マネージメントオフィスがありますよね。わたしたちのコンドミニアムも以前はディベロッパーが管理していましたが、だいぶ築年数が経っている現在では、住人で管理組合を作り管理する方を雇っています。(多くのコンドミニアムがこういった経緯を辿るらしいです)
    私たちがリノベーションを始めるにあたっては、まず1週間前にはこのオフィスに知らせなければなりませんでした。そして、そこで期間中のルールを説明されました。働ける時間、廃棄物の処理、共有スペースをきれいに保つこと等。これらのルールはコントラクターが決まって仕事を始める時に、改めてコントラクターにも説明されました。それから、万が一のため(共有スペースの破損等)にデポジットを払いました。
    そして、わたしたちの工期が掲示板で知らされました。

    わたしたちのコンドミニアムではルールが厳しいので、働いている人々も度々指摘を受けたようです。でもよく考えれば、それは働いている人々だけでなく、その人々を雇っているわたしたち自身が注意を受けていることと同じかもしれません。他の住人からも騒音などについて意見がありますが、誰も直接わたしたちに伝えるのではなく、いつでもオフィスを通じてです。なので角が立つようなことはないと思っています。

    わたしたちは始める前に住人には挨拶には出向きませんでした。最初は「ひどい騒音申し訳ない!」と思って「なんか一言」と思いましたが、工事がどんどん進み機会を逃しました。なので、引越ししたら改めて挨拶に行く考えです。現在住んでいる所を工事するのなら、お隣さんとも知り合いでしょうし挨拶してもいいのかもしれないですね。

    長くなりました。

    なるべく詳しく記録していきたいと思ってますが、忘れてることもあるかもしれません。質問があればまたどうぞ。できる限りお答えします。

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  3. 丁寧な回答ありがとうございます。

    管理組合に申請する手順は、当方も同じです。事前にご近所には挨拶をして、工事を始めたいと思います。

    ブログの更新記事を楽しみさせて頂きますので、今後とも宜しくお願い致します。

    返信削除